お店屋さんごっこ

2021/11/29 ブログ

遊戯室にて一日限りの「マーケット」が開催されました。

市場の中には、「お菓子屋さん」「おもちゃ屋さん」「パン屋さん」「お寿司屋さん」が賑やかに開店。

 

色とりどりのたくさんの商品が並ぶ中、年長さんたちが「店員さん」役を務め、「いらっしゃいませ~~~」「いかがですか~~~」と元気に呼び込み、0歳児から4歳児までが「お客さん」になってお買い物が始まりました。

 

「お金」を握りしめて何を買おうか悩む姿。

先に欲しいものが決まっていたようで、我先に店先に駆け寄るお客さん。

売れることがうれしくて、お金の授受を忘れて戸惑う姿。

自分たちの棚の商品を、「買って~~~」と売り込もうとする姿。

 

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規格に沿って作品(=商品)をつくったり、子ども達の作れない商品を先生たちが作ったりしたことは、「造形・表現」の活動としてはまだまだ工夫の足りない活動だったかも知れませんが、造形遊びの入り口としてとらえれば、楽しさに演出された「はじめの一歩」の価値ある経験だったように思います。

 

このことを契機に、子ども達が自分なりの工夫を凝らした造形遊びに熱中してくれることを期待しています。

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午後からは、年中さんが「店員さん」役を交代し、年長さんもお買い物を満喫したようです。

年中さんの心の中には、「来年のお買い物ごっこ」での自分たち活動のイメージが出来上がったことでしょう。